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【作例あり】TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6長期使用レビュー。作品撮りにも通用する高倍率ズームレンズ!

高倍率ズームレンズと聞いてどんなイメージがありますか?

1本で広角から望遠まで撮れる便利な一面がある一方で

  • 暗い
  • 重い
  • 画質が悪い

上記の印象が強い人もいるでしょう。

あまにゃん

確かに昔の高倍率ズームレンズは良いイメージがない…

せいぜい旅先の記念写真を撮るが関の山で、作品撮りには使えないと思う方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、現代における高倍率ズームレンズは過去のモノとはまったく異なります。

中でもTAMRON 28-200mm F/2.8-5.6は従来の悪いイメージを払拭する高倍率ズームレンズです。

TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6の強み
  • 開放F値2.8スタート
  • 広角28mmから望遠200mmまで高い解像感を実現
  • 重量575gの軽さと持ち前のズームレンジで、瞬発力の高い撮影が可能

本記事では実際の作例を交えながら、TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6の強みと弱みを紹介していきます。

タムロン 28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD ソニーEマウント用(Model A071)

旅行での記録写真だけにとどまらず、作品撮りにおいても幅広いシーンで活躍すること間違いありません。

作例も随時掲載しておきますので、ぜひご参照ください。

こんな人にオススメ!
  • できるだけ荷物を減らしたい
  • 風景も動物も色々撮りたいけど予算が限られている
  • レンズ交換する暇はないけどシャッターチャンスは逃したくない
目次

レンズスペック

TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6

レンズスペックは以下表のとおり。
細かいカタログスペックは既に知っている、って人は読み飛ばしてOKです。

スクロールできます
モデル名Tamron28-200SEL24105GSEL24240
焦点距離28-200mm24-105mm24-240mm
明るさF2.8-5.6F4.0F3.5-6.3
最短撮影距離0.19m (WIDE) / 0.8m (TELE)0.38mm(全域)0.5m(WIDE)-0.8m(TELE)
最大撮影倍率0.32倍 (WIDE) / 0.26倍(TELE)0.31倍0.27倍
フィルター径Φ67mmφ77mmφ72mm
最大径Φ74mmφ83.4mmφ80.5mm
長さ*117mm113.3mm118.5mm
質量575g663g780g
絞り羽根7枚 (円形絞り)9枚 (円形絞り)7枚 (円形絞り)
手振れ補正無し有り有り
価格(税込み)77,220円140,124円130,890円

28-200と競合するのはSONY純正の24mmから240mmまでカバーするSEL24240。
と思いきや、F値・最大撮影倍率・重量の観点からSEL24105Gも競合すると考えています。
(理由は後ほど述べます)

28-200の強みとしては明るさ、最短撮影距離、最大撮影倍率、質量、価格ですね。

デザイン

デザインはいたってシンプル。外観はマットな質感で安っぽさは特に感じられません。

ボディとのバランスも良く、カメラを構えたときに安定感があります。

スイッチはズームロックスイッチのみ

28mmでズームリングをロックします

レンズを下に傾けたときに、自重でズームが伸びないように締めるロックがついています。

あまにゃん

自重でズームが伸びたことは1度もないし、あまり使わないかも

レンズの大きさ

高倍率ズームレンズとしてはコンパクト。
焦点距離におけるレンズの長さは以下の通りです。

28mm
50mm
100mm
200mm
あまにゃん

200mmまで伸ばすとさすがに長い!

200mm使用時は思いのほか長いので取り回し注意です。

フィルター径は67mm

タムロンのレンズはフィルター径67mmで揃えていることが多いです。

タムロン大三元の17-28f2.8、28-75f2.8G2、70-180f2.8はいずれもフィルター径が67mm。

たとえば超広角レンズ17-28を追加しても、NDやPLフィルターを28-200と使いまわせるので、お財布にも優しい設計となっています。

フィルターを使いまわせる

機能

28-200の機能的特徴は次の通り。

  • 広範囲をカバーする焦点距離
  • 開放F値2.8
  • フィルター径67mm

焦点距離

更新中

F値の変化

焦点距離におけるF値の変化です。

焦点距離F値
28mm~F2.8
32mm~F3.2
44mm~F3.5
60mm~F4.0
80mm~F4.5
115mm~F5.0
150mm~F5.6

28mmでF2.8を使えることが注目されがちですが、80mm付近までF4.0、115mmまでF4.5をキープできることは驚きです。

SEL24105Gと近い形で扱える上に、おまけに200mmまで使えるようになった感覚ですね。

あまにゃん

Tamron28-200とSEL24105G、どっちを買うか迷う!

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最短0.19mまで寄れる

Tamronは寄れるレンズが多いですが、もれなく28-200も寄れます。

28mmでは0.19mまで寄れるため、近寄って撮影すれば広角特有のパースを生かした表現が可能です。

以下写真は最短撮影距離で撮影しています。

レンズが被写体に当たるくらいに近寄れます。

28mm最短撮影
200mm最短撮影
28mm最短撮影時

望遠側の200mmでは0.8mまで撮影距離が伸びばすが、それでも撮影倍率が0.26倍のため、歪みを消しながら被写体を大きく切り取ることができます。

ちなみに寄れることをPRしている単焦点レンズSEL35F18Fの最大撮影倍率は0.24倍。

28-200がいかに寄れるレンズかお分かりでしょう。

メリット

大きく感じるメリットは以下の3点です。

・安い
・軽量コンパクト
・幅広いズームレンジ

安い

価格で競合レンズを比較すると下記の通り。

モデル名Tamron28-200SEL24105GSEL24240
価格(税込み)77,220円140,124円130,890円

SONY純正の便利ズームSEL24240だと約130,000円、広角から中望遠までカバーするSEL24105Gだと約140,000円

また、標準ズームレンズと望遠レンズを揃えた場合においても10万円近い値段となります。

一方で28-200においては約77,000円、中古であれば約70,000円と、純正の半額で購入することができます。

もちろん、28-200が純正と比較して完全に優位とは言いませんが、予算が限られているならば28-200は魅力的な選択肢のひとつになるでしょう。

あまにゃん

純正買うお金があれば28-200の他にSEL55F18ZやTamron17-28に手が届くよ!

軽量コンパクト

標準レンズと望遠レンズをそれぞれ持ち歩くと、軽くても2本合わせ1kg近い重量となります。

かたや28-200は標準+望遠のレンズ2本分に相当する焦点距離でありながら、たったの575gです。

写真を撮ることにおいて最も重要なのは撮影のモチベーションです。

そしてモチベーションは体調に大きく左右されます。

万全の体調であれば時間を忘れて撮影に没頭できますが、寝不足のときは早く帰って寝たいと思いますよね。

あまにゃん

疲れているときは撮る気がなくなる

重い荷物はゴリゴリにモチベーションを消耗させます。

せっかく重いレンズを持って出かけたのに、ろくに写真が撮れなければ本末転倒ですよね。

よって軽いは正義!

幅広いズームレンジ

広角28mmから望遠200mmまでカバーされているため、持っているだけで安心します。

高倍率ズームだから当然の強みではありますが、これは想像以上に使い勝手が良い。

たとえば以下のようなシーンで28-200の本領を発揮します。

  • 好きな画角が決まっていないとき
  • シャッターチャンスが読めないとき
  • 限られた時間で撮影をするとき

好きな画角が決まっていないとき

  • ダイナミックな風景を収める広角域
  • 見たままの日常を切り取る標準レンズ域
  • トロトロのボケが被写体を際立たせる望遠域

上記のように、焦点距離によって固有の魅力がありますよね。

写真撮影を長く続けていると、好みの画角が次第に分かってくるものです。

しかしながら、初心者に自分の好きな画角が分かるでしょうか?

あまにゃん

あれもこれも試したくてレンズ沼にハマっているよ

予算に限りが無ければ沼にハマるのもいいでしょうが、ほとんどの人は避けたいですよね。

そこで、レンズ沼を回避するためにも、まずは28-200で広角から望遠まで一通り体験することをオススメします。

28-200を使って、足らないところを2本目以降のレンズで埋めていくと、無駄遣いせず満足度の高いレンズ構成を組むことができます。

広角が足らないからTamron17-28f2.8を買おうかな

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シャッターチャンスが読めないとき

撮影対象が明確に分かっているなら、事前に準備すべきレンズも分かります。

もし、ディズニーランドでショーに登場するキャラクターを撮影したいなら望遠レンズが必要なことは分かるでしょう。

また天の川を撮影しようと思えば、明るい超広角レンズが必要ですね。

では、旅行ではどうでしょうか。

あまにゃん

ご飯も風景も動物も撮りたい!

撮影対象が分からない時の対処方法は複数のレンズを持ち歩くことです。

あまにゃん

でもそんなにレンズは持てないよ

そんなとき、28-200なら1本で完結します。

またレンズ交換する手間もありません。

友人を待たせてレンズ交換するときほど気まずい時間はないから助かる!

デメリット

デメリットは以下の3点です。

  • 28mmスタート
  • 逆光に弱い
  • フリンジが出やすい

28mmはじまり

TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6

28-200における一番のデメリットは広角が28mmスタートということです。

昨今の標準ズームレンズの広角は24mmはスタートが多いことを踏まえると、28mmスタートは少し足らないと感じることも。

人によっては28mmはじまりが致命的であり、28-200がレンズ選定の対象外になることもあります。

望遠側の不足はトリミングで対応可能ですが、広角側の不足はどう頑張っても対応できませんからね。

特に動画撮影では機種によってクロップされることもあり、窮屈さを感じることもあるでしょう。

あまにゃん

個人的に28mmで足りないときは24mmでも足らないことが多いけどね

ちなみにタムロン17-28f2.8を持ち合わせることで、総重量995gで17mmから200mmまでカバーすることができます。

この組み合わせは旅行で絶大なる威力を発揮するので、広角に不足を感じる方は試してほしいです。

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逆光に弱い

光の入り方にもよりますが、逆光耐性は強いレンズではないです。

以下写真のとおり派手にゴーストが発生します。

TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6
TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6

特にレンズ中央に強い光が差し込むとリング状のゴーストが発生します。

ゴーストも上手く扱えば作品として仕上げることも可能です。

あまにゃん

ここは腕の見せ所だね

フリンジが出やすい

フリンジが出やすいレンズだと感じます。

Lightroomで補正は可能ですが、出るときは盛大に発生するので気にする方は注意です。

曇り空を背景に河津桜を撮影
右上を拡大すると、枝周りにパープルフリンジが発生している
あまにゃん

簡単に修正できるし、個人的にはあまり気にならないかな

まとめ

TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6

以上、28-200のメリット・デメリットを挙げながらオススメする理由を紹介してきました。

まとめると以下の通りです。

メリットデメリット
安価が手が出やすい
軽量コンパクト
でフットワークが向上
幅広いズームレンジでシャッターチャンスを逃さない
28mmスタートで窮屈に感じるシーンも
逆光に弱く派手なゴーストが出る
フリンジが出やすい
TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6のメリット・デメリット

高倍率ズームレンズは扱いやすく、価格も安いため初心者や旅行用として勧められることが多いですが、写真撮影に慣れてきた中級者以上の方にも十分使えます。

私自身もF2.8通しのタムロン28-75から28-200に乗り換えました。

その理由はF2.8よりもズームレンジの広さを優先したからです。

普段は28-200でシャッターチャンスを稼ぎ、『ここぞ』というシーンにおいては単焦点レンズを使うスタイルが最も私に合っていました。

1本は持っておいて損はしませんので、ぜひお試しください。

タムロン 28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD ソニーEマウント用(Model A071)
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この記事を書いた人

これまで100万円以上を機材に注ぎ込んだアマチュアカメラマン。最適なレンズ構成を組むため、今日もレンズを選ぶ。

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